ブセファランドラ Mini Phantom(ミニ ファントム)

今日はMini Phantom(ミニ ファントム)を紹介します。

きれいな緑が元の水上葉です。ちょっとでもくすんだ葉は一応、水中葉です。

活着した後も古い茎(水上での芋)の部分は枯れて、茶色になり脱落していったりします。この様子を見ていると、こんなストーリーを想像します。

「現地の川べりでそこその群落を形成しているブセファランドラ。雨季になり川が増水して水没します。持ち前の生命力で水中順応していきます。水中でも陸上と同じくらい繁茂します。

その中の一群が、今まで繋がっていた芋の所々に茶色に枯れたところができてきました。そして、自切するように子株を分離していきます。まるでタンポポの落下傘のように。川を流れ下った子株のほんの一部が環境のいいところに引っかかってそこでまた群落を広げていきます。」

分布を広げていく一つの手段みたいです。ま、これは想像です。

この辺の小型ブセファランドラは似たような姿です。活着しやすいか、成長が早いかの辺がキーポイントになりますか?

なんじゃかんじゃで、約100種類のインボイスブセファランドラを購入しましたが、これは凄いと感じたのはボヤングリーン、チタニウム、クロコダイル、クダガン、ブラックベルベット、カサノバぐらいでしょうか。他はまだ完全水中葉化ができていなくて評価未定です。(有名どころは値段が張って持っていない。残念。クダガンはいい株を仕入れて再挑戦したい)

特にボヤングリーンは水上葉と水中葉の色合いが特徴的で、印象に残っています。ですが、違うところで同じインボイスと言ってボヤングリーンを購入しても今手元にあるボヤングリーンのようになるかはわかりません。まずインボイスにそれなりの意味があるかと、株の状況、水槽環境により大分振れ幅があるように思います。

また、取り苗して成長したらそうなるかも ハッキリ言って断言できません。ある程度の予測ができるようになれば、取り苗したものも販売もしていこうと思います。(アクアリュウムバスにはボヤングリーンと、チタニウムは持っていきたい。)最も購入した株を活着させて、水中葉化したものはインボイスで販売していきます。水中順応した、良い株はなかなかいい雰囲気を醸し出します。

いずれもほぼ一品もので僕本人も同じものが繰り返し作れるかわかりません。