オトシンクルスよ永遠に

オトシンクルスは愛らしくて、自己主張が控えめでどんな小型魚やエビとも共存してくれ コケ取りにも力を発揮してくれるすごくいい奴です。僕も水槽再開初期の頃、必ず入れていました。一時はオトシンクルスネグロの繁殖にも成功していました。

けれども今は1匹も残っていません。新しいオトシンクルスも補給しません。なぜかというと、だんだん水草水槽に傾倒していく中で、餌やりが少なめになっていきます。そして、ヤマトヌマエビを入れる割合が多くなっていきます。するとしばらくするとオトシンクルスがだんだん減っていくんです。

掃除屋さんとしてコリドラスを何匹か入れると入れると さらにてきめんです。1年ぐらいでオトシンクルスは、消えてしまいます。

なぜでしょうか。これは推測なんですが、生存競争に負けてしまった、餌にありつける確率が下がったのだと思います。

貧乏アクアリストとしてはオトシンクルスは安価な魚で、初期の頃 上物のほか各水槽に必ず5匹くらい入れていました。当然餌はしっかり入れていました。結果 苔 苔水槽でした。けれどもオトシンクルスは結構大きくなり、5センチを超えると結構見栄えのする綺麗な個体が出てきます。すごく気に入った個体もいました。上にも書きましたがネグロは繁殖にも成功し、今度はオトシンクルスの繁殖もと考えていました。

そうこうしているうちにアヌビアス関係に興味が移っていき餌やりを控え貧栄養水質に向かうようになりました。また、残餌を効率的に食べてもらうため、コリドラスを導入しました。オトシンクルスは苔も食べるから大丈夫だろうと思っていましたが、そのうち姿を見ることが少なくなっていき、最終的にはいなくなってしまいまいた。(そんなに苔食べてないような気がする。苔ではなくて表面のバイオフィルムを食べているんじゃないかな。表面を刺激してくれるので苔がつきにくいんではないでしょうか。動物食性が強いような気がする。ネグロの稚魚は動物食。ブラインシュリンプあげないとまず失敗する)

結局、オトシンクルスは生物ピラミッドの中では一番弱者の方にいるのだと思います。控えめなのが餌不足による餓死の方向に進んでしまうのだと思います。

水草とオトシンクルスだけの水槽も可能なんですが、餌やりが微妙で管理できそうにありません。そんなこんなで、最近はオトシンクルスと縁がありません。