ブセファランドラの自切

ブセファランドラについて前回いろいろ書きましたが、まだあります。

ブセファランドラは新芽を自切します。下の写真をみてください。

左側の水面に浮かんでいるのが自切された新芽。右側の写真の中央部分が自切されたと思う痕です。

 

ワイルド株を水中に沈め水中葉が展開し始めた時、ブセファランドラはとてもデリケートになります。水槽間を移動させて多少でも水質が変わったり、水流が強く当たったりすると新芽を自切します。トカゲのしっぽ切りみたいです。

推測ですが(いつも推測ばかり)常に新しい環境に対応しようとしての反応が過剰に出た場合だと思います。同じ仲間のクリプトコリネは溶けますが、ブセファランドラは自切します。

この反応、順応が進んでからも結構起こるような印象です。ブセファランドラは種類によっては扱いにくい水草かもしれません。

追伸

時により古い葉も自切します。あたかも紅葉した葉が落葉するように、ハラリ、ハラリと緑の葉を落とします。結構いつまでも落とします。