メイン水槽のクリプトコリネ ウェンティーグリーンが溶けちゃったていう話をこの間しましたがその後です。
溶けは止まったというところが前回まででしたが、力強く新葉が展開してきました。その新葉が裏が茶色なんです。表はグリーンのまま。今は両面グリーンと裏面茶色が混ざって伸びています。
で、今回溶けた理由を考えると 多分照明の位置を上に上げたからだと思います。アヌビアスアフゼリーの葉の展開に邪魔になるので、20センチくらいあげました。確か光の減衰は距離の二乗に反比例するから単位面積当たりの光量は四分の1位に減ったと思います。これが引き金でしょう。元には戻しませんでしたがクリプトが踏みとどまってくれました。
その代わり葉に色をつけたんだと思います。(濃い色をつけたということは広い範囲の光を吸収したということ)すごい適応力。クリプトは適応力が強すぎて 逆に溶けちゃう(枯れたように見える)みたいです。これまでも環境によって表まで茶色の斑が入った葉が出たことあります。一説には近縁種との交雑との説もありました。最終的には花を観察しないと種の同定ができないみたいです。
さて同じ株からの増殖株なんですが 20センチキュウブ水槽
正面のクリプトは薄い黄緑色、多分光量はちょっと強め(クリプトには)透き通るような葉っぱです。
我が家のクリプトコリネウェンティーグリーンは同一株の増殖ものです。(最初4株ひとまとめぐらいだった。10年くらい前)それが環境によっていろいろな顔を見せてくれます。
水草は普及種でもいろいろな顔を見せてくれます。まさに進化の真っ只中、不思議の国 水草です。
ところで、溶けると評判のクリプトコリネですが、この間 アクアリウムバスに持って行った一株、全然溶けないんです。移動時の環境、会場での環境が良かった!?何が刺激になって溶け出すのか?全くわかりません。(持って帰って水槽に配置するとき、よっぽどざっくりトリミングしようかと思ったけど、溶け出してからでいいかと思いとどまったのが幸いしました。)